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親の関わり方

サッカーで足首を捻挫したら|応急処置(RICE)と病院に行く目安【親向け】

PITCH NAVI 編集部|2026.07.15 更新|読了 約9

監修現役 U10・8人制サッカーコーチ指導3年目・延べ50名を指導

試合や練習で足首をひねった——「捻挫(ねんざ)かな?」「病院に行くべき?」「どう冷やせばいい?」と、いざその場になると親も慌ててしまいます。捻挫は少年サッカーで最も多いケガのひとつ。最初の対応(応急処置)を知っているかどうかで、その後の回復が変わることもあります。この記事では、サッカー未経験のパパ・ママ向けに、足首の捻挫の応急処置と、病院に行く目安をやさしく整理します。※医療情報ではなく一般的な解説です。強い痛み・腫れ・変形があるときは、すぐに整形外科などを受診してください。

\ 時間がない人へ・先に結論 /

足首をひねったら、まず①動かさず休ませる ②冷やす(アイシング)③心臓より高く上げるが基本。無理に歩かせたり、温めたり・もんだりは逆効果です。そして強く腫れる・体重をかけられない・変形しているときは、すぐ受診。「軽そうでも念のため受診」がいちばん安心です。→ ケガ予防のストレッチも大切です

この記事は、少年サッカーの現場に立つ現役のU10・8人制コーチが監修しています。ただし私は医師ではありません。現場で何度も見てきて言えるのは、「軽く見て動かし続けると、こじれる」ということ。捻挫は「ただのひねり」に見えて、骨や靭帯を痛めていることもあります。その場で無理をさせず、迷ったら受診——これが子どもの足を守る基本です。

この記事の内容
01まずやること=RICE(応急処置)
02やってはいけないこと
03病院に行く目安
04復帰までの考え方
05捻挫をくり返さないために
06よくある質問

01まずやること=RICE(応急処置)

ケガ直後の応急処置は、頭文字をとって「RICE(ライス)」と呼ばれます。難しくないので覚えておくと安心です。

\ RICE:捻挫直後の4つ /

R(Rest・安静):動かさず、まず休ませる
I(Ice・冷却):氷や保冷剤をタオルで包んで冷やす(15〜20分ほど)
C(Compression・圧迫):包帯などで軽く圧迫(きつすぎ注意)
E(Elevation・挙上):足を心臓より高く上げる

とくに大事なのが「まず動かさない・冷やす」。ひねった直後は炎症が起きるので、温めるのではなく冷やして、腫れを抑えます。氷は直接肌に当てず、必ずタオル越しに。

02やってはいけないこと

良かれと思って、逆効果になりがちな対応があります。

⚠ 捻挫直後にNG

「歩けるから大丈夫」と動かし続ける(悪化のもと)
温める・お風呂で温める(腫れが増すことがある)
強くもむ・ぐいぐい押す(炎症を広げることも)
湿布だけで様子見して受診が遅れる

「歩けるかどうか」は、ケガの重さの目安にはなりません。歩けても骨や靭帯を痛めていることがあるので、油断は禁物です。

03病院に行く目安

次のような場合は、自己判断せず、早めに整形外科などを受診してください。

  • 強く腫れている、みるみる腫れてきた
  • 足に体重をかけられない・立てない
  • 足首が変形している、いつもと形が違う
  • 2〜3日たっても痛み・腫れが引かない
  • 骨を押すと強く痛む

「大げさかも」と思っても、受診して問題なければ安心できます。成長期の子どもは、大人より骨や成長線を痛めやすいとも言われるので、迷ったら診てもらうのが確実です。

04復帰までの考え方

痛みや腫れが引いても、いきなり全力・試合復帰はNGです。軽く歩く→ジョグ→ダッシュ→ボールを使う、と段階的に。各段階で痛みが出ないことを確認しながら進めます。焦って戻すと、再び同じ所をひねる「くせになる捻挫」につながります。復帰のペースは、医療機関やコーチと相談しながら決めましょう。

05捻挫をくり返さないために

一度捻挫すると、くり返しやすくなると言われます。予防に役立つのが、足首まわりを支える力を育てるトレーニングと、運動前後のストレッチ。片足立ちバランスなど、遊び感覚でできるものもあります。また、足に合っていない靴は踏ん張りが利かず、ひねりやすくなることも。サイズや足型が合っているか、ときどき見直してあげてください。

💬 現場で聞いた保護者の声

歩けたから大丈夫と思って続けさせたら、翌日パンパンに腫れた。すぐ冷やせばよかった

5年生のお子さんの保護者

RICEを知っていたので、その場で冷やして高く上げた。受診したら軽症で済んだ

4年生のお子さんの保護者

焦って復帰させて再発。段階的に戻す大切さを痛感した

6年生のお子さんの保護者
※ 監修コーチが少年サッカーの現場で実際に聞いた声です(個人が特定されない形で掲載しています)。感じ方には個人差があります。

よくある質問

Q

捻挫したら冷やす?温める?

A

直後は冷やすのが基本です。ひねった直後は炎症が起きるため、氷や保冷剤をタオルで包んで15〜20分ほど冷やし、足を高く上げます。温めたりお風呂で温めたりすると腫れが増すことがあるので、少なくとも急性期(数日)は避けましょう。判断に迷えば医療機関に相談を。

Q

歩けるなら病院に行かなくていい?

A

歩けても受診をおすすめします。歩けるかどうかはケガの重さの目安になりません。歩けても骨や靭帯を痛めていることがあり、特に成長期は成長線を痛めやすいと言われます。強い腫れ・体重をかけられない・変形があるときは、すぐに整形外科などへ。

Q

湿布を貼っておけば大丈夫ですか?

A

湿布は痛みをやわらげる補助にはなりますが、それだけで様子見をして受診が遅れるのは避けたいところです。強い腫れや痛みが続く場合は、湿布に頼らず医療機関で診てもらってください。応急処置(RICE)と受診の判断が優先です。

Q

どのくらいで復帰できますか?

A

軽い捻挫なら数日〜1〜2週間、重ければもっとかかることもあり、一律の目安はありません。大切なのは痛みが出ないことを確認しながら段階的に戻すことです。焦って全力復帰すると再発・くせになりやすいので、医療機関やコーチと相談して進めてください。

Q

捻挫がくせになっています。どうすれば?

A

くり返す場合は、足首まわりを支える力を育てるトレーニング(片足立ちバランスなど)や、運動前後のストレッチが予防に役立つと言われます。合わない靴も原因になりうるので、サイズ・足型の見直しも。ただし繰り返す痛みがある場合は、一度医療機関で相談するのが安心です。

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日ごろのケガ予防には、あわせて → ケガ予防のストレッチ もどうぞ。※本記事は一般的な情報提供であり、診断・治療の代わりにはなりません。

この記事の監修
監修現役 U10・8人制サッカーコーチ

サッカーが上手い選手より、サッカーを通じて“かっこいい大人”を育てる

少年サッカーの育成年代を指導して3年目、これまで延べ50名ほどの子どもたちと向き合ってきた現役コーチ。判断力・認知・立ち位置・パススピード・切り替え、GKからのビルドアップを軸に、「個の前進力」と「戦術理解」の両立を追求しています。毎月、練習設計と自己内省をレポートにまとめてPDCAを回す、分析型の指導者です。

現場でサッカー未経験の保護者の声を大切にしてきました。専門用語をゼロに噛み砕き、「親が今日からできること」に翻訳してお届けします。

当サイトの用品・ルール・練習の記事は、公開前に監修コーチが内容を確認しています。事実に関わる記述は一次情報・公式情報にあたって整理しています。

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