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雨の日OK!室内サッカー練習5選|省スペース・音対策つき【親子・初心者OK】

PITCH NAVI 編集部|2026.07.08 更新|読了 約9
雨の日OK!室内サッカー練習5選|省スペース・音対策つき【親子・初心者OK】

「今日は雨だから練習お休み」——その一日、実はもったいないかもしれません。雨で外に行けない日こそ、家の中で"ボールをていねいにさわる"練習をするチャンス。この記事では、マンションでもできる・音が静か・せまくてもOKな室内メニューを、現役U10コーチが5つ厳選しました。5分から、親子で始められます。

先に結論です。雨の日の室内練習でねらうのは、ドリブルやシュートのような"大きく動く技術"ではなく、「止める・さわる・支える」という足元とバランスの感覚です。この3つは狭い場所でこそ磨けて、しかも試合でいちばん差がつくところ。だから雨の日は、上達の遠回りではなく近道になります。

この記事は、少年サッカーの現場に立つ現役のU10・8人制コーチが監修。「外で走り回るのがサッカー」と思われがちですが、現場で伸びる子ほど、狭いところでボールを失わない足元の感覚を持っています。それは、室内でこそ育てられます。

この記事の内容
01結論:雨の日は「止める・さわる」を磨く日
02やる前に|スペースと音の対策
03メニュー(室内5分・親子OK)
04マンションでも大丈夫な工夫
05何分やればいい?続けるコツ
06雨の日こそ伸びる子の共通点
07よくある質問(ボール・広さ・年齢)

01結論:雨の日は「止める・さわる」を磨く日

雨の日に室内でやるべきは、走る・蹴るではなく「足の裏やインサイドでボールを細かくさわる」練習です。理由はシンプルで、これらは1畳ぶんのスペースがあればできて、音も出にくく、しかも試合で最も使う技術だから。派手さはありませんが、ここが上手い子は試合中にボールを失いません。

\ 室内でねらう3つ /

① 止める(ファーストタッチ・トラップの土台)
② さわる(足の裏・インサイドの細かいタッチ)
③ 支える(片足バランス・体幹)

どれも狭い・静かにできて、試合で一番差がつくところ。

02やる前に|スペースと音の対策

室内でやるうえで、最初に環境を整えておくとケガも心配もなくなります。ポイントは3つです。

  • ボールは室内用に:ふつうの4号球は硬く、床や家具を傷めます。やわらかい室内用トレーニングボールやスポンジボールを使いましょう。
  • 1畳ぶんのスペースを確保:家具の角にはクッションやタオルを。ぶつかっても痛くない範囲で。
  • 足元はすべりにくく:靴下だとフローリングで滑ります。裸足か、室内用のすべり止め付きソックスがおすすめ。
⚠ マンション・アパートは「音」に配慮

ボールを床に強く落とす・壁に蹴るメニューは避けます。この記事の5つは、すべて床でころがす・支える系なので、階下への音が出にくいものを選んでいます。

03メニュー(室内5分・親子OK)

ここからが本番です。5つ全部やる必要はありません。1つ2つを毎日くり返すほうが、ずっと効果があります。 まずは01と02から。

01ソールタッチ(その場で)

ソールタッチ(その場で)

足の裏でボールの上を軽くタッチ。左右の足で交互にリズムよく。その場でできて、音もほとんど出ません。

目安:左右20回ずつ
ポイント:下を見すぎないよう「目線は前」と声かけを。親が「1、2、1、2」とリズムを口に出すと続きます。狭い部屋でも、これはどこでもできます。

02インサイド・タップ

インサイド・タップ

足の内側(インサイド)で、体の正面でボールを左右に小さく転がす。移動しないので、せまい部屋にぴったりです。

目安:30秒×2セット
ポイント:「小さく、小さく」が合言葉。ボールを体の正面から離さないこと。両足を使うと、それだけでプレーの選択肢が2倍になります。

03足裏ロール(前後・左右)

足裏ロール(前後・左右)

足の裏でボールを前後・左右にゆっくり転がして、止める。動く範囲が小さいので室内向き。

目安:左右15回ずつ
ポイント:スピードは要りません。「止める瞬間」を意識させると、試合でのトラップ(ボールを止める技術)につながります。ゆっくりていねいに。

04ワンバウンド・リフティング

ワンバウンド・リフティング

ボールを一度床でワンバウンドさせ、足の甲でポンと上げてキャッチ。いきなり連続で蹴らないので、室内でも安全に挑戦できます。

目安:連続5回を目標に
ポイント:やわらかい室内ボールで。天井や照明に当たらない高さで、そっと上げるのがコツ。1回できたら大成功、と声をかけてあげてください。

05片足バランス・キープ

片足バランス・キープ

片足で立ち、もう片方の足の裏をボールにのせて静止。ぐらつかないよう体で支える、体幹づくりのメニューです。

目安:左右30秒ずつ
ポイント:ふらついてOK。「ぐらぐらするね!」と一緒に笑いながら。バランス感覚は、当たり負けしない体・ケガをしにくい体の土台になります。

04マンションでも大丈夫な工夫

集合住宅で気になるのが、やっぱり音と広さです。上の5つはもともと静かなメニューですが、さらに安心して続けるためのコツを。

  • ジョイントマット・ラグを敷く:足音とボールのころがる音をやわらげ、床も守れます。
  • 時間帯を選ぶ:早朝・夜遅くは避け、日中や夕方に。短時間で切り上げます。
  • 「蹴る」より「ころがす・のせる」:床に落とす・壁に当てる動きは室内では封印。ころがす系だけでも十分うまくなります。

05何分やればいい?続けるコツ

理想を言えば毎日ですが、週3〜4日・1回5分でも十分効果があります。大事なのは長さより「短くても続くこと」。雨の日を"できない日"ではなく"室内メニューの日"と決めてしまうと、親も子もラクになります。

続けるいちばんのコツは、親が隣で一緒にやること。ソールタッチもインサイドタップも、大人がやると意外と難しくて、「むずかしいね!」と同じ目線で笑えます。この時間そのものが、家練習の一番の価値です。上手い下手より「楽しかった」で終わる日を積み重ねましょう。

06雨の日こそ伸びる子の共通点

現場で見ていると、雨の日をうまく使える子には共通点があります。それは「ボールにさわった総時間」が長いこと。天気に関係なく、家で少しでもボールに触れている子は、足元の感覚が自然と育っていきます。

逆に、外で走ることだけがサッカーだと思っていると、雨の日はまるまる"ゼロの日"になります。週に何日か雨がある地域なら、その差は1年で大きく開きます。雨の日を味方につけられるかどうかは、この年代の隠れた分かれ道なのです。

07よくある質問(ボール・広さ・年齢)

Q

室内ではどんなボールを使えばいいですか?

A

やわらかい室内用トレーニングボールやスポンジボールがおすすめです。通常の4号球は硬く、床や家具を傷め、音も響きます。マンションなら特に、音の静かなやわらかいボールを選ぶと安心して続けられます。

Q

どのくらいの広さが必要ですか?

A

この記事の5つは、1畳ぶん(半畳でもできるものも)のスペースがあれば十分です。移動せずその場でできるメニューを選んでいるので、リビングの一角でも大丈夫。家具の角にはクッションを当てておくと安心です。

Q

マンションで階下への音が心配です。

A

紹介したメニューは、床でころがす・足にのせる系なので、ボールを落とす・壁に蹴る動きがなく音が出にくいです。さらにジョイントマットやラグを敷き、日中〜夕方の時間帯に短時間で行えば、より安心して続けられます。

Q

何歳から、何分くらいやればいい?

A

ボールを蹴って遊べる年齢なら何歳からでもOKです。時間は1回5分、週3〜4日でも十分効果があります。長さより「短くても続くこと」を優先し、飽きたらやめる、くらいの距離感が長続きのコツです。

Q

室内練習だけでも上手くなりますか?

A

止める・さわる・支えるといった足元とバランスの感覚は、室内練習でしっかり育ちます。ただし走る・競り合うといった要素はチーム練習で補うのが理想。室内は「足元の土台づくり」、チームは「実戦」と役割を分けて考えると効果的です。

晴れた日は外で、雨の日は室内で。メニューをもっと知りたい方は、屋外・室内どちらもOKの基本ドリルもどうぞ → 親子でできるおうちサッカー練習・ボールタッチ5選

この記事の監修
監修現役 U10・8人制サッカーコーチ

サッカーが上手い選手より、サッカーを通じて“かっこいい大人”を育てる

少年サッカーの育成年代を指導する現役コーチ。判断力・認知・立ち位置・パススピード・切り替え、GKからのビルドアップを軸に、「個の前進力」と「戦術理解」の両立を追求しています。毎月、練習設計と自己内省をレポートにまとめてPDCAを回す、分析型の指導者です。

現場でサッカー未経験の保護者の声を大切にしてきました。専門用語をゼロに噛み砕き、「親が今日からできること」に翻訳してお届けします。

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