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用品の選び方

ベンチコートの選び方|サイズ感と洗濯のポイント

PITCH NAVI 編集部|2026.08.04 更新|読了 約8

監修現役 U10・8人制サッカーコーチ指導3年目・延べ50名を指導

「そろそろベンチコート、買わないとまずいかも」——冬の試合で、待ち時間のベンチが凍えるように寒いと気づいたときに、多くの親がそう思います。でも売り場に行くと、サイズ表記もメーカーも様々で、どれを選べばいいのか迷いますよね。この記事では、失敗しないサイズの選び方と、長く使うための洗濯のコツを整理します。

先に結論です。ベンチコートは「今のサイズぴったり」ではなく「1〜2サイズ上」を選ぶのが基本。理由は、下に着込む前提で作られていることと、シーズンをまたいで長く使うためです。洗濯は自宅の洗濯機で洗えるものが多いですが、中綿の偏りを防ぐ干し方が長持ちのカギになります。

01ベンチコートは何のためのアイテムか

まず前提を整理します。ベンチコートは「動くための服」ではなく「待つための服」です。プレー中に着るものではなく、試合の待ち時間・ハーフタイム・行き帰りに着るものだと考えてください。

少年サッカーの試合の日は、実際にプレーしている時間より、ベンチで待っている時間のほうが長いことがよくあります。動いていない体は、グラウンドの冷たい風にさらされ続けると想像以上に冷えます。ここで体を冷やしてしまうと、いざ出番が来たときに動きが硬くなり、ケガのリスクも上がります。冬の服装全体の考え方は冬のサッカーの服装ガイドにまとめているので、あわせて読むと全体像がつかめます。

02サイズ感|1〜2サイズ上が基本

サイズ選びで一番多い失敗が、「今ちょうどいいサイズ」を買ってしまうことです。

ベンチコートは、練習着やユニフォームの上から羽織る前提で作られています。長袖アンダーシャツ、半袖ユニフォーム、その上にピステと重ね着した状態で羽織るので、普段の洋服と同じ感覚でサイズを選ぶと窮屈になります。

サイズ選びの目安

普段の服のサイズより1〜2サイズ上を目安にする
袖丈は手首が隠れるくらいがちょうどいい(短すぎると風が入る)
着丈はひざ下まであると、座って応援する脚もしっかり守れる
④ 迷ったら大きめを選ぶ(成長を見込んで2シーズン使える)

試着できる店舗では、実際に練習着を着た状態で羽織ってみるのが確実です。

成長期の体格変化は個人差が大きいので、購入前には必ず本人に試着させるか、最新の採寸をもとに選ぶようにしてください。

03丈と素材で見るチェックポイント

サイズと合わせて見ておきたいのが、丈と素材です。

は、ひざ下まであるロング丈が基本です。短いタイプは動きやすい代わりに、座って応援している間の太ももが冷えます。ベンチコートは動く服ではないので、丈は思い切って長めを選んで問題ありません。

素材は、表地が風を通さないもの・中綿が入っているものを選びます。表地がナイロンなどの防風素材だと、冷たい風がグラウンドを吹き抜けても体感が大きく変わります。中綿の厚みは商品によって差があるので、「真冬の試合でも使えるか」を商品説明で確認しておくと安心です。

見落としがちなのがフードとポケットの使い勝手です。フードがあると首元の防寒がぐっと上がりますが、着脱をよくする子には邪魔になることも。ポケットは、手を入れて温める用と、小物を入れる用の2つあると、ベンチでの待ち時間が快適になります。試着できるなら、実際にフードをかぶって視界が狭くならないかも確認しておきましょう。

04洗濯・お手入れの注意点

ベンチコートは、土のグラウンドで使う機会が多く、思っている以上に汚れます。洗濯の基本を押さえておきましょう。

    • 洗濯表示を必ず確認:自宅の洗濯機で洗えるタイプと、クリーニング指定のタイプがあります
    • 洗濯ネットを使う:中綿が偏るのを防ぎ、フードや紐の絡まりも防げます
    • 干し方は「振ってから平干し」:中綿が片寄らないよう、干す前に軽く振りほぐすと仕上がりがきれいです
    • 乾燥機の使用は表示に従う:高温で縮んだり、中綿が固まったりすることがあります
やりがちな失敗

シーズン終わりに洗わずそのまましまうと、翌シーズンに嫌なにおいが残ることがあります。最後に着た後は必ず洗濯・乾燥してから収納しましょう。汗をかいた練習着と同じ考え方で、こまめなお手入れが長持ちのコツです。

05チームの色・ルールを先に確認

意外と見落とされがちなのが、チームによる色やデザインの指定です。ベンチコートをチームでまとめて注文する場合や、ユニフォームと同系色を推奨しているチームもあります。

買う前に、コーチや先輩の保護者に「ベンチコートの決まりはありますか」と一言確認しておくと、せっかく買ったのに浮いてしまう、という事態を防げます。応援のときの持ち物全体は観戦グッズの選び方にもまとめています。

06そろえるタイミング

最後に、そろえるタイミングの目安です。寒さが本格化する前、秋の終わりごろに用意しておくと、慌てずに済みます。冬本番になると人気サイズが品薄になることもあるので、早めの検討がおすすめです。

サイズで迷ったら大きめ、丈は長め、素材は防風・中綿入り。この3点を押さえておけば、ベンチコート選びで大きく外すことはありません。下に着るインナーの選び方はアンダーウェアの選び方も参考にしてください。

なお、成長が早い時期は、1シーズンでサイズアウトしてしまうこともあります。チーム内でのおさがりや譲り合いを活用する家庭も多いので、購入前に周りに聞いてみるのも一つの手です。冬の足元まで含めた準備をしたい方は、学年・足型から選べる比較ページもどうぞ → 比較ランキングで学年・足型からピッタリを選ぶ

この記事の監修
監修現役 U10・8人制サッカーコーチ

サッカーが上手い選手より、サッカーを通じて“かっこいい大人”を育てる

育成年代の指導3年目、延べ50名ほどの子どもたちと向き合ってきた現役コーチ。判断・認知・立ち位置を軸に「個の前進力」と「戦術理解」の両立を追求しています。

用品・ルール・練習の記事は、公開前に監修コーチが内容を確認し、事実に関わる記述は一次情報にあたって整理しています。監修者について →

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