真夏の照り返しの中、2時間の練習でどれだけ日焼けするか、想像したことはありますか。子どもの肌は大人よりずっと紫外線の影響を受けやすいのに、日焼け止めは「塗り忘れがち」「本人が嫌がる」で後回しになりやすいアイテムです。この記事では、屋外で長時間プレーする少年サッカーの子ども向けに、日焼け対策の基本の考え方と道具選びを整理します。
日焼け対策は「塗る」「防ぐ」「塗り直す」の3点セットで考えてください。①肌に合った日焼け止めを練習前に塗る ②帽子やアームカバーなど布や生地で物理的に防ぐ ③汗で流れる前提で、休憩のたびに塗り直す。どれか1つだけでは足りません。個別の肌質や既往症に関わる判断は、皮膚科医や薬剤師に相談することをおすすめします。
01なぜ子どもの日焼け対策が軽視されがちなのか
子どもの肌は大人に比べて薄く、紫外線の影響を受けやすいと一般的にいわれています。にもかかわらず、練習前の忙しい朝は、水筒とタオルの準備で手一杯になり、日焼け止めまで手が回らない家庭は少なくありません。少年サッカーの練習は、真夏の炎天下で1時間以上続くことも珍しくなく、紫外線を浴びる時間が積み重なっていくという点で、他の外遊びとは負荷が違います。暑さ対策全般については少年サッカーの夏の暑さ対策にまとめていますので、日焼け対策とあわせて準備しておくと安心です。
02日焼け止めの選び方の基本
選ぶときのポイントは、汗や水に強いタイプであることと子ども用として作られた、肌への刺激が少ない処方であることの2つです。パッケージには紫外線をどれだけカットするかを示す数値表示がありますが、数値が高ければ高いほど良いとは限りません。屋外で汗をかき続けるスポーツでは、数値の高さよりも、こまめに塗り直せるかどうかのほうが実際の効果を左右します。初めて使う商品は、練習の前日など、体調に余裕があるときに少量を試してから使うと安心です。肌が敏感な子は、薬剤師や皮膚科医に相談してから選ぶことをおすすめします。
03塗り方・塗り直しのタイミング
塗る量が少なすぎると、効果は期待しにくくなります。顔・首・腕は思っているより多めに、まんべんなくが基本です。塗り忘れやすいのは、耳、首の後ろ、靴下と足の隙間にできる足の甲です。屋外での練習中は、汗をかいたりタオルで顔を拭いたりするたびに日焼け止めが落ちていきます。休憩のタイミングでこまめに塗り直す習慣をつけておくと、朝の1回塗りより体感の差が大きく出ます。
04日焼け止め以外にできること
日焼け止めだけに頼らず、帽子や紫外線をカットする素材のアームカバーで物理的に紫外線を遮る方法も有効です。練習の合間の休憩は、日なたより日陰を選ぶだけでも肌への負担は変わってきます。水分補給とあわせて休憩の使い方を工夫すると、暑さ対策と日焼け対策を同時に進められます。休憩中の水分補給の目安は水筒の選び方・水分補給の基本も参考にしてください。
05肌トラブルが出たときの対応
赤みやかゆみ、ひりつきが出た場合は、まずその日の日焼け止めの使用をやめ、患部を冷やして様子を見てください。症状が強い、水ぶくれができている、翌日になっても改善しないといった場合は、自己判断で市販薬を使い続けず、皮膚科を受診してください。日焼け止めが肌に合わなかった可能性もあるので、次から使う商品を見直すきっかけにもなります。
06練習前チェックリスト的まとめ
まとめると、①練習前に日焼け止めを塗る ②帽子やアームカバーで物理的にも防ぐ ③休憩のたびに塗り直す ④肌に異変が出たら早めに皮膚科へ、の4つです。真夏の練習道具に、日焼け止めを1本加えるだけでできる対策です。暑さ対策とセットで、練習バッグに常備しておく習慣をつくってみてください。夏の道具全体の見直しは少年サッカーの夏グッズにまとめています。
「サッカーが上手い選手より、サッカーを通じて“かっこいい大人”を育てる」
育成年代の指導3年目、延べ50名ほどの子どもたちと向き合ってきた現役コーチ。判断・認知・立ち位置を軸に「個の前進力」と「戦術理解」の両立を追求しています。
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